インターンシップビザが出ました!
昨年12月の終わりに申請した外国人大学生のインターンシップビザ(特定活動ビザ)が出ました!
入国管理局は「コレ出したら、就労ビザあげます。」とは公表していません。
基本的な必要書類は公表していますが、通常それだけで在留ビザをもらえることはありません(と、思います)。
私のお客様でも、入国管理局のHPに書いてる書類出したのに後から追加で資料出せと言われて結局ビザもらえませんでしたと言われる方が多数おられます。
私が受任する案件でも申請時にかなり詰めて、これでもか!と言わんばかりに資料を付けることがありますが、それでもか!と言わんばかりに入国管理局から資料の追加指示や、理由を書面で説明せよ等の連絡があります。
インターンシップビザ許可のポイントは「研修内容」にかかっていると思います。
陥りやすいミスとしては日本人労働者と同等の扱いをすれば許可が出ると思い、研修内容も日本人従業員と同じとしてしまう点です。
インターンシップはあくまで「外国人(学生等)に対する研修」なので、その外国人にとってなぜその研修が必要なのか、その研修によって何を得ることができるのかを考える必要があります。大学生で言えば、学業・習得科目と日本での研修の関連性を重視すべきです。
それらの説明をせずに、単に研修内容だけを列挙しても単純作業員補填のための招聘と入国管理局に取られてしまうと不許可になります。
むしろ、入国管理局は単純作業員補填のための招聘でないかをかなり強く疑っています。
・習得科目と研修の関連性及び習得単位の詳細
・研修内容
・滞在期間及び一日のタイムスケジュール
・雇用条件の詳細及び賃金の有無
・研修施設の概要
最低限この辺りは詳細な説明をすべきだと思いますね。
今回のインターンシップは去年秋に申請した会社様のインターンシッププロジェクト2期目の申請でした。
内容は前回と大体同じだったので、資料作成はそこまで難しくはなかったのですが、前回大分突っ込まれたので、かなり慎重に資料作成をしました。
その結果、追加の資料提出指示もなく、スムーズに許可(認定)が出ました。
前回と同じ資料を提出しても毎回違った角度から質問が来るので、在留ビザ申請は一筋縄ではいかないと常々感じさせられます。
外国人就労ビザ申請は<行政書士あまがさき法務事務所>マデ! https://www.gyosei-shoshi.top/